リネンサプライ千葉事業所の工場で働く佐藤彩叶。2010年に入社後、工場勤務、ホテル駐在を経て、再び工場に戻り、現在はスタッフをマネジメントする立場として白洋舍の品質の一角を担っています。複数の環境で異なる経験と知見を得た佐藤が、これまでどのように成長を続け、今またどのような挑戦をしているのか。現在の仕事内容や、仕事に対する想いについて語りました。
- 千葉工場では、名だたる五つ星ホテルで使用するタオルやシーツなどのリネン品を扱っています。ホテルごとに求められる仕上がりに違いがあるため、スタッフが工程を間違うことなく効率的に仕事を進められるよう、ラインを管理することが私の役割です。例えば、カゴの色を細かく分けて誰が見ても品物を迷わず扱えるようにしたり、項目が多過ぎて時間がかかっていた工程を、本当に必要なポイントだけに絞って時間を短縮したりといった工夫です。ホテル駐在スタッフと連携を密にとることで要望を吸い上げ、よりよい職場をつくれるように日々試行錯誤しています。
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- 就職活動中に工場を見学して、そこで感じた雰囲気のよさが入社のきっかけでした。すれ違うスタッフの人たちがみんな挨拶をしてくれて、「とても気持ちがいいな」と思ったことを覚えています。仕事の本質は、人と人とのコミュニケーションだと思います。マネジメントという役割をもった今、発言しやすい職場をつくることの大切さを感じています。風通しがよく、誰もがコミュニケーションに積極的であるという点で、白洋舍は仕事をしやすい環境ではないでしょうか。ぜひ一度、工場見学に来て、雰囲気を肌で感じてみてほしいです。
スケジュールや工程を管理して、現場の仕事を円滑にするのが今の私の役割。でも、現場を見ているだけでは、よりよい改善はできません。大切なことは、お客さまが何を望んでいるか想像すること。工場で働いていると、直接お客さまと触れる機会が少ないため意識が薄くなりがちです。品物の向こうにいるお客さまの姿を思い浮かべられないと、効率化のためだけに工程を簡略化してしまい、品質を下げてしまいます。お客さまがどうすれば喜んでくれるのか。それを考えることによって、一つひとつの作業の意味が明確になり、よりよい工夫を生むことにつながります。
よく同僚とゴルフに行きます。
まだ始めたばかりなんですが、
みんなでグリーンを歩いていると
とても気持ちいいですよ。
- 効率を重視するばかりが働きやすい職場ではありません。お客さまの気持ちを想像するときと同じように、働くスタッフの気持ちも想像し、気持ちよく働ける職場づくりに取り組んでいます。あるとき後輩に「アイス屋さんで働いていそう」と言われたことがきっかけで、夏の休憩時間にアイス屋さんを開くことにしました。初めは単純にアイスを差し入れしていただけなんですが、回を重ねるごとにコーンやカップを用意したり、トッピングも充実させたり。段々とスタッフもその日を楽しみにしてくれるようになって、笑顔で会話も弾んでいる様子を見ると、やってみて良かったなと思います。また今度は、違うイベントを開いてみようと考えています。
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働いている環境によって、必要な資格はさまざまです。以前、ホテル勤務をしていた際はリネンサプライ業技能講習(初級)、最近ではQC検定(品質管理検定)や色彩検定の3級を取得しました。他にも、衛生管理者やクリーニング師など、気がつくと片手では足りないくらいになりました。それぞれのステージやキャリアアップに応じて、資格を取得するチャンスやその後押しをしてくれることは白洋舍の魅力ですね。
さまざまなフィールドに挑戦できる
経験の数だけ広い視野を持つことができる
工場スタッフやホテル駐在、そしてマネジメント業務と、入社してから多くの仕事を経験しました。そのおかげで、さまざまな働き方や立場があることを知り、視野がとても広がったと思います。目先の仕事だけではなく、お客さま一人ひとり、スタッフ一人ひとりの気持ちを深く考えることで、何を望んでいるのかが分かるようになりました。一つひとつの経験が糧となり、次のステップへとつながっていく。着実に成長を感じることができるのが、白洋舍なのだと思います。
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白洋舍ではさまざまな働き方があるからこそ、自分に合った働き方を見つけやすいと思います。技術や経験を身につけていくなかで、女性でも私のようにステップアップできるチャンスが与えられます。ぜひ挑戦してみてください!
※この記事は2023年3月に更新されたものです。